手順を減らして少ない水と限られた道具で洗車する。

メンテナンス

車のコンディションを維持するためにも洗車は大事。でも洗車に時間を掛けすぎるのは避けたいと悩む方が多いと思います。加えて多くは屋外なので夏の暑さ、冬の寒さもあるので短時間で済ませたいところです。
ここでは少ない手順、かつ地下車庫など多くの水が使えない環境でも洗車できるように、また塗装面を可能な範囲で傷付けないように洗車をしています。
※ここで紹介している方法は傷付く可能性があります。実施にあたっては自己責任でお願い致します。

洗車の手順
屋根、運転席、フロント、助手席、リアの順にパネルごとにそれぞれ洗って行く。
前回の洗車から時間が経過し汚れが蓄積しているなら、ガソリンスタンドの洗車機の一番安いコーティングを含まないメニューで予洗いしておく。
ホイール、下回りのオプションでタイヤは洗車機で洗えば十分。タイヤ用の洗剤は不要。タイヤワックスは塗ることで逆に劣化させてしまうこともある様です。

下洗いに近くのセルフスタンドで洗車機を使うと、
・シャンプー洗車:500円
・下廻り洗車:300円
・ホイール洗浄:500円

洗車機メニュー、価格表

泡シャンプーをボディ、ワイパーを立てたウィンドウに吹き付ける
表面の汚れ、砂や埃を浮かせる。エンブレムの周囲など細かい部分はブラシで汚れをかき出す。

シャンプーのおすすめは以下
・コメリ クルザード 泡洗車用シャンプー
・シュアラスター カーシャンプー1000
ブラシは「コメリ クルザード 洗車用ディテールブラシ」を使用しています。

フェイスタオルを水が垂れない程度に水分を残しながら絞る。
タオルを横に広げ、泡を集めるイメージで拭い去る。擦ると傷が付く。
泡は液性が中性なら残っても大丈夫。

ワックスを薄く塗り広げて、乾いたらキレイなウェスやマイクロファイバークロスなどで拭き取る。

ワックスのおすすめは以下
・リンレイ 水アカ一発→水垢の除去に加え、合わせて撥水ワックス施行もできる。ホワイト車、メタリック車用あり
・ピカール ブライターシュット→スプレーするだけなのでお手軽にワックス施行できる。
・シュアラスター マンハッタンゴールドジュニア→固形ワックスにしか出せない艶が出る。
・シュアラスター ゼロクリーム→水アカ一発同様に水垢除去とワックス施行ができる上に小キズ消しも併せてできる。

仕上げにウィンドウの油膜を除去し、撥水剤を塗る。

油膜除去剤のおすすめは以下
・キイロビン クイックマジックゴールド→手を汚さず研磨成分の酸化セリウムが増量していて、短時間で油膜を落とせる。

キイロビン クイックマジックゴールド

撥水剤のおすすめは以下
・カインズ 自動車用ガラスコーティング剤 シリコーン&フッ素タイプ

以降、キレイな状態を維持して洗車に時間を掛けたく無いなら、
・汚れが堆積していないなら、濡らしたフェイスタオルを横に広げて表面を滑らせ、埃を落とすだけ。
・ワックス施行して終わり。
・または洗車機でコーティングもあるコースを実施。しっかりセムクロスやドライクロスで拭き上げる。

おすすめのセイム、ドライクロスは、
・コメリ クルザード やわらか吸水セムクロス
・コメリ クルザード ネコソギドライクロス

洗車用品は内容量として数回使える製品が多いので、あれこれ買っていると場所を取るので下記のものだけ必要最小限にあれば良いと思います。
・バケツ
・ニトリルグローブ
・フェイスタオル
・シャンプー
・泡洗車用フォームガン
・ディテールブラシまたは筆(傷を付けない程度にコシのあるもの)
・ワックス
・マイクロファイバークロス
・油膜取り剤
・ウィンドウ撥水剤
洗車用品には使用期限は特に設けられていない物がほとんどですが、時間の経過と共に成分が抜けてしまう、変性してしまい効果が低下するものもありますので、小容量のものを選び早めに使い切ってしまう方が良いです。また屋外は泥や油分など酸性の汚れが多く、自動車用の洗車用品はアルカリ性に傾けた商品もあります。屋外の汚れ落としにも有効な物もありますので、余るようなら他に応用することもできます。(例:住宅設備の外装など)

洗車機で予洗いして作業後の水を流したバケツでも底にスラッジが沈んでいました。シャッター付きの地下車庫で保管していても埃がすぐに蓄積するので、洗う直前でもやはり埃の除去は必要だと思いました。

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