スイフトのフロントガラス撥水コーティングDIY|油膜取りから仕上げまで全工程

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雨の日のフロントガラス、ワイパーを動かしても視界がスッキリしない——そんな不快感の多くは、ガラスの油膜と撥水切れが原因です。私はスズキ スイフトのフロントガラスに、市販品だけを使って自分で撥水コーティングを施工しています。この記事は、実際の作業をそのままの手順・所要時間でまとめたDIY実録です。洗車から養生、油膜取り、コーティング塗布、仕上げまで、約50分の全工程を写真付きで解説します。

なぜフロントガラスだけ撥水コーティングするのか

結論から言うと、フロントガラスは車の中で最も油膜が付きやすく、視界に直結する場所だからです。走行中に前走車の排気や路面の油分、ワイパーゴムの劣化成分が集中して付着し、夜間の対向車ライトでギラついて見える原因になります。リアやサイドより優先度が高いため、私はフロントガラスに絞って施工しています。

用意した道具・材料

今回の施工で実際に使ったものは次のとおりです。特別な工具は不要で、すべて市販品でそろいます。

  • 油膜取り剤:プロスタッフ キイロビン クイックマジックゴールド(白い研磨成分=酸化セリウム入り)
  • 撥水コーティング剤:カインズPB 自動車用ガラスコーティング剤(シリコーン&フッ素タイプ・スポンジ塗布部一体型)
  • マイクロファイバークロス:カインズPB(酸化セリウムの拭き取り用)+仕上げ用に新品をもう1枚
  • 拭き上げクロス:コメリ クルザード ネコソギドライクロス(水分を残さず拭き取る)
  • 加圧式霧吹き:研磨成分を流す水用
  • マスキングテープ:ガラス縁のゴム部養生用
  • カーシャンプー・洗車用スポンジ
カインズPB 自動車用ガラスコーティング剤 シリコーン&フッ素タイプ
カインズPBの撥水コーティング剤。ボトル底にスポンジ塗布部が一体化している

スイフトのフロントガラス撥水コーティング 全8工程

ここからは実際にやった順番どおりに解説します。所要時間はトータルで約50分でした。

①洗車でガラスの汚れを落とす

まずはカーシャンプーでフロントガラスの砂やホコリを落とします。研磨前に表面の異物を流しておかないと、油膜取りのときにガラスを傷つける原因になります。

スイフトのフロントガラスをシャンプー洗車している様子
洗車で表面の砂やホコリを先に落としておく

②マスキングテープでガラス縁のゴム部を養生する

油膜取りの前に、ガラス縁のゴム(モール)をマスキングテープで養生します。これには2つの理由があります。1つは、研磨時にゴムを傷つけて、そこから水分が侵入する事態を防ぐため。もう1つは、キイロビンの白い研磨成分(酸化セリウム)をゴムの隙間に入れないためです。地味な工程ですが、後のトラブルを防ぐ大事な下準備です。

フロントガラスの縁にマスキングテープを貼って養生する作業
ガラス縁のゴム部をマスキングテープで養生する

③キイロビン クイックマジックゴールドで油膜を取る

養生ができたら、キイロビン クイックマジックゴールドで油膜(油膜化した古いコーティングを含む)を研磨除去します。以前は「ただのキイロビン」を使っていて手動研磨にかなり時間がかかり苦労していましたが、クイックマジックゴールドに変えてから作業時間が格段に短縮されました。付属のスポンジは、手作業で使うにはこれが一番という素材だと感じます。

キイロビン クイックマジックゴールドのボトル上部
油膜取りはキイロビン クイックマジックゴールドを使用

💧 油膜取りそのものの詳しい手順・コツは、専用記事にまとめています:【徹底レビュー】キイロビン クイックマジックゴールド|油膜除去の完全ガイド

④酸化セリウムは水で流さず、クロスで拭き取る

ここが一番のポイントです。キイロビンの白い研磨成分(酸化セリウム)は、水で流すとカウルトップの水抜き穴を目詰まりさせてしまいます。そのため私は水で流さず、カインズPBのマイクロファイバークロスでまず拭き取って研磨成分を除去します。この一手間で、水抜き穴の詰まりトラブルを防げました。

⑤加圧式霧吹きの水で流す

クロスで研磨成分をあらかた取ってから、加圧式霧吹きの水で残りを流します。クロスで先に拭いてあるので、流す水の量は最小限で済み、カウルトップへの流入も抑えられます。

加圧式霧吹きボトル
加圧式の霧吹きで研磨成分の残りを流す

⑥ネコソギドライクロスで水分を残さず拭き上げる

コーティング前に、ガラスの水分を完全に拭き上げます。使っているのはコメリ クルザードのネコソギドライクロス。水分が残っているとコーティング剤が密着しないため、ムラなく仕上げるにはこの拭き上げが欠かせません。

フロントガラスを洗車後にクロスで拭き取っている様子
水分を残さず拭き上げてから塗布に進む

⑦コーティング剤を塗布する

下地が整ったら、カインズPBのコーティング剤を塗布します。ボトル底のスポンジ塗布部で、ガラス全体に薄く均一に伸ばしていきます。

スズキ スイフトのフロントガラスに撥水コーティングを施工している様子
コーティング剤をスポンジ塗布部で均一に伸ばす

⑧新しいクロスで余分を拭き取り、養生を剥がして完成

塗布後、新しいマイクロファイバークロスで余分な成分を拭き取ります。最後にマスキングテープを剥がせば完成です。トータルの所要時間は約50分でした。

施工した時間と環境

施工場所は自宅下の地下車庫で、外の天気はくもりでした。直射日光が当たらない屋内環境は、コーティング剤が塗布中に乾きすぎず、ムラを防ぎやすい点でDIYに向いています。所要時間は洗車から仕上げまで約50分です。

施工後の撥水効果(雨の日の実感)

仕上がった撥水性能は、雨の日の走行でハッキリ体感できます。走行中は水玉がどんどんまとまって流れていき、時速50〜60kmではワイパーが不要なほどです。高速道路ではなおのこと、ワイパーを使わなくても視界が保たれます。低速でも、ワイパーが一度動いた力だけで水玉が一気に飛んでいくような強い水はじきです。

正直な感想と、次にやるなら

仕上がりには満足していますが、油膜取りの手作業は腕がかなり疲れます。クイックマジックゴールドで時短はできたものの、それでも手研磨の負担は残るので、次回はガラスポリッシャーや手持ちの電動工具での代替も検討したいところです。一方で、付属のスポンジは手作業で使うには最良の素材だと感じており、手研磨を続けるならこのスポンジが頼りになります。

まとめ|下地を丁寧にやれば、DIYでも撥水は十分仕上がる

スイフトのフロントガラス撥水コーティングは、特別な設備がなくても市販品だけで施工できます。ポイントは養生と、酸化セリウムを水で流さずクロスで拭き取る下地処理。ここを丁寧にやれば、雨の日にワイパー要らずの視界が手に入ります。まずは油膜取りから、休日の50分でぜひ試してみてください。

👉 施工の前段になる油膜取りの詳細は キイロビンでの油膜除去 完全ガイド をどうぞ。

この記事を書いた人:AOBA

神奈川県在住、カーライフ歴25年(2000年〜)。トヨタ マークⅡ(E-GX81)→ プリウス(NHW20 2代目後期)→ 現在はスズキ スイフト(2023年式)。年間約13,000km、主に関東〜新潟の長距離移動でマイカーを酷使中。実際に自分の車で試したメンテナンス・DIY・ドライブ情報を発信しています。

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