📑 この記事でわかること
- AT車のシフトレバーに社外品レザーカバーをDIYで取り付ける方法
- カバー付属の糸で編み上げたら切れてしまった失敗とその原因
- 次に100均の刺繍糸で試みたが締め込む段階でまた切れてしまった経緯
- レザークラフト用の丈夫な糸で編み直してきれいに仕上げるコツ
- 毎日握る場所だからこそ気をつけたいポイント
新しく乗り換えたスイフトの内装には、シートやドアに赤いステッチが効いています。せっかくなら毎日握るシフトレバーも赤で揃えたいと思い、AT車のシフトレバーに社外品のレザーカバーをDIYで取り付けました。スズキ車種専用設計で「SWIFT」ロゴ入り、純正と同じ赤ステッチのカバーです。
結論から言うと、取り付け自体は難しくありません。ただし「編み上げに使う糸選び」だけは要注意でした。いつの間にか付属の糸が切れていました。次に100均の刺繍糸で編み直しを試みたのですが、締め込む段階でまた切れてしまいました。本格的な糸が必要だと実感し、レザークラフト用の糸を探した末にクラフト社の蝋引き糸(ラズベリー)に行き着きました。難易度は★☆☆〜★★☆、作業は30分前後です。

【完成イメージ】「SWIFT」ロゴ入りのレザーカバーを装着したAT(P/R/N/D/M)シフトレバー。純正の赤ステッチと色が揃い、運転席の印象がぐっと締まりました。
取り付けたのは「スズキ車種専用」の社外レザーカバー
選んだのは、スズキ車種専用設計の社外レザーカバー(黒×赤ステッチ)です。このタイプは、レバーにかぶせたあと背面を糸で編み上げて(レースアップして)固定する方式です。専用設計なのでフィット感がよく、純正の赤ステッチとも違和感なくなじみます。

【社外レザーカバーと付属品】スズキ車種専用設計(黒レザー+赤ステッチ)の社外カバー。袋には赤い糸と縫い針が付属しており、これで背面を編み上げます。
まず付属の糸で編み上げ──しかし切れてしまった
最初はカバーに付属していた赤糸で背面を編み上げ、そのまま使っていました。上から糸を交差させながら通していくと、靴ひものように赤いラインが浮かび上がってきれいです。ところが、いつの間にか付属の糸が切れていました。毎日握って力がかかる場所なので、細い付属糸では耐久性が足りなかったようです。

【付属糸で編み上げ=失敗】下から糸を引っ張って締めようとしたため、上のほうで糸が余って締まりきらなくなりました。このまま使っていたら、やがて付属糸が切れてしまいました。
⚠️ 注意:付属糸は強度が足りないことがある
シフトレバーは毎日握って力がかかる場所です。カバー付属の細い糸はもちろん、100均の刺繍糸も締め込む段階で切れてしまいました。長く使うなら、最初からレザークラフト用など丈夫な糸で編み上げるのがおすすめです。
次に100均の刺繍糸で試みたが──締め込む段階で切れてしまった
付属糸が切れてしまったため、手軽に手に入る100均の刺繍糸で編み直しを試みました。色味も近いものが見つかり、いざ締め込んでいくと、今度は締め込む途中で糸が切れてしまいました。刺繍糸は縫い合わせるための糸なので、レースアップのように引っ張る用途には強度が足りなかったようです。

【100均の刺繍糸を用意】ダイソーで買った刺しゅう糸。色味は近かったのですが、いざ締め込むと途中で糸が切れてしまいました。
⚠️ 刺繍糸はレースアップには向かない
刺繍糸は縫い用に作られているため、レースアップのように引っ張り続ける力に対して強度が足りません。締め込む途中で切れてしまうので、シフトカバーの編み上げには使わないほうが無難です。
レザークラフト用の糸で編み直す
付属糸と100均の刺繍糸、2度の失敗を経て、クラフト社の蝋引き糸(ラズベリー)に行き着きました。蝋引き糸は表面にロウが染み込んでいるため強度と耐摩耗性が高く、レースアップに適しています。シフトレバー周りに赤の差し色を入れたかったのでラズベリーを選んだところ、色味もよく馴染み、仕上がりの赤も深く落ち着いた色になりました。

【替え糸:クラフト社 蝋引き糸 ラズベリー】クラフト社の蝋引き糸。ロウが染み込んでいるため強度が高く、強く締め上げても切れにくいのが利点です。内装に赤の差し色を入れたくてラズベリーを選択。

【編み直し】背面の穴に上から糸を通し、上から順に左右交互に締め上げていきます。等間隔を意識するとレースアップがきれいに揃います。
💡 編み上げをきれいに仕上げるコツ
左右交互に少しずつ均等に締め上げると、ねじれずまっすぐ揃います。最後の結び目は手に当たらないよう内側(裏側)に隠すと、握ったときの違和感がなくなります。余り糸はカギ針で引き込むと処理しやすいです。

【締め上げ】上から順に張力をかけて締めていきます。丈夫な糸なら思い切り締めても切れる心配がありません。

【編み目クローズアップ】赤いレースアップが等間隔に並ぶと、社外カバーでも“純正+α”の質感に見えます。
きれいに編み上げるコツ|糸は先に通し、上から順に締める
編み上げをきれいに仕上げる最大のコツは、「糸を先にゆるくカバーへ通しておき、レバーに取り付けてから上から順に締めていく」ことです。
順番を守らずにいきなり下から締めたり、ばらばらに締めると、上のほうに糸が余る箇所ができて仕上がりが悪くなります。それだけでなく、ゆるみが残るとあとからカバーが外れてしまうこともありました。
そこで効いたのが「仮付け+鏡+かぎ針」の合わせ技です。糸を通してカバーを仮でかぶせたら、鏡で編み込み部分(レバーの裏側)を映しながら、編み物用のかぎ針で1目ずつ引っ張って締め込みます。直接見えない裏側も鏡で確認できるので、左右が均一に揃い、きれいに取り付けられました。

【鏡+かぎ針で締め込み】手鏡にレバー背面を映し、編み物用のかぎ針で1目ずつ引っ張って締め込みます。見えにくい裏側も鏡で確認できるので、均一に仕上がります。
💡 きれいに編み上げる手順のまとめ
① 糸を先にゆるくカバーへ通しておく
② レバーにかぶせて仮付け
③ 上から順に締めていく
④ 鏡で背面を見ながら、かぎ針で1目ずつ引っ張って締め込む。
この順番を守るだけで、糸余り・ゆるみ・カバー外れをまとめて防げます。
やってみた感想と、次にやるなら
社外レザーカバーの取り付けは、かぶせて背面を編み上げるだけなのでDIY初心者でも十分できます。遠回りしたのは糸選びだけ。付属糸が切れ、次に100均の刺繍糸を試みたところ締め込む段階でまた切れてしまい、2度の失敗を経てようやくレザークラフト用の糸が正解だと分かりました。次に同じ作業をするなら、最初からレザークラフト用の糸を用意します。同じようにシフトレバーをドレスアップしたい方は、糸の強度だけは妥協しないことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
- Qシフトレバーカバーの糸は付属品のままで大丈夫?
- A
毎日握って力がかかるため、付属の細い糸は切れやすいです。長く使うなら、最初からレザークラフト用の蝋引き糸など丈夫な糸に替えるのがおすすめです。
- Q100均の刺繍糸で代用できる?
- A
レースアップ(編み上げて固定する方式)には向きません。刺繍糸は縫い合わせ用で引っ張り続ける力に弱く、締め込む途中で切れてしまいました。
- Q取り付けの作業時間と難易度の目安は?
- A
30分前後、難易度は★☆☆〜★★☆です。レバーにかぶせて背面を編み上げるだけなので、DIY初心者でも取り付けられます。遠回りするとしたら糸選びだけです。
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👤 この記事を書いた人
快適カーライフ運営者。スイフトでのDIY整備・長距離ドライブを通じて培った実体験をもとに、自分でやってみた記録を等身大で書いています。失敗もそのまま残すのがモットーです。
⚖️ 免責事項
・本記事は個人がDIYで行った作業の記録であり、仕上がり・耐久性には個人差があります。
・シフト操作の妨げにならないことを確認のうえ、自己責任で作業してください。
・掲載の商品名・価格は作業当時の参考情報です。車種・年式によっては適合しない場合があります。
